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論文

宇宙線によるシリコンデバイスの劣化

梨山 勇

マテリアルライフ, 9(2), p.69 - 72, 1997/04

宇宙環境下で広く用いられているシリコンデバイスのうち、太陽電池とLSIについて宇宙放射線の影響を解説する。人工衛星の太陽電池は宇宙放射線を受け易く、照射損傷に起因する出力劣化は人工衛星の寿命を決める要因となっている。最近、陽子線や電子線の照射によりシリコン太陽電池の出力が初期値の30~40%に達すると、突然ゼロになる現象を見出した。この現象を解析した結果、出力の急落は少数キャリアのドリフト長の低下に起因することが分かった。LSIに関しては、銀河宇宙線に含まれる超高エネルギーの重イオンがLSIに入射して発生するシングルイベント効果のメカニズムを説明し、実際の宇宙環境で使用されているメモリー素子のシングルイベント・ソフトエラーについての実験結果を紹介する。

論文

放射線環境における高分子材料の寿命

瀬口 忠男

マテリアルライフ, 9(1), p.20 - 27, 1997/01

高分子材料の放射線劣化及び放射線環境における経年劣化の機構、寿命評価の試験方法、研究開発の課題について、現状を解説した。

論文

エラストマーの寿命の新しい評価方法

伊藤 政幸

マテリアルライフ, 7(4), p.195 - 200, 1995/10

ゴムの応力-歪曲線の面積をTensile Energy (T.E)と定義し、T.Eをゴムの劣化の指標とすることを提案する。劣化に伴うT.Eの変化を検討するために、試料として生ゴムの種類と配合を変えた11種類のエチレン-プロピレンゴムを用いた。試料に70$$^{circ}$$Cの空気中でCo-60$$gamma$$線を線量率3.0kGy/hで線量を変えて照射し、室温で機械的に性質を測定した。破断伸び、引張り強さは必ずしも環境曝露時間(線量)の増加と共には低下せず、劣化の指標として適当ではない場合が認められた。一方、T.Eは環境曝露時間(線量)の対数に対して一本の直線、あるいは途中で一つの折れ曲がりを持つ直線にそって低下するので、劣化の指標として適切であることが明らかになった。

論文

ドラッグ・デリバリーシステム用材料としての生体分解性高分子

浅野 雅春; 吉田 勝; 大道 英樹; 山中 英寿*

マテリアルライフ, 6(1), p.10 - 23, 1994/01

機能性を付与したバイオメディカルポリマーの開発の中で、ドラッグ・デリバリーシステム(DDS)用高分子材料の占める割合は大きくなってきている。その中でも、生体内で分解する高分子はDDS用薬物担体として最近特に注目されている。本論文では、ポリペプチド、ポリエステル、ポリデプシペプチドなどの生体分解性高分子を設計・合成してきた立場から、医学・薬学分野の協力を得て検討してきた研究成果を中心に、生体分解性高分子のDDS用薬物担体としての可能性について述べている。

論文

エラストマーの時間短縮照射試験方法の検討

伊藤 政幸; 日馬 康雄; 八木 敏明; 岡田 漱平; 吉田 健三

マテリアルライフ, 5(1-2), p.18 - 24, 1993/04

室温での低線量率(0.33kGy/h)長時間照射(基準条件)に対して、基準条件同様に試料の中心部まで酸化されることを前提として、照射時間を約十分の一にするために、次の二つの高線量短時間照射条件を選び、各条件における試料の劣化挙動を比較した。1)0.5MPaの酸素加圧下で、4.2kGy/hでの照射。2)70$$^{circ}$$Cの空気中で、5.0kGy/hの線量率での照射。試料として配合の異なる9種類のエチレン-プロピレンゴムを用い、最高2MGyまで照射後、100%モジュラスと破断伸びとの変化を検討し以下の結論を得た。酸素加圧下の場合には基準条件よりやや切断が多い傾向が認められ、70$$^{circ}$$Cの照射では、やや架橋が進む傾向が認められた。しかし、時間短縮照射条件でのデータ群は基準条件のデータを1.0とするとほとんどの試料について1.0$$pm$$0.25の範囲内にあり、時間短縮照射方法として両方法許容できると考えられる。

論文

原子炉の中で使用されたOリングの劣化と余寿命

伊藤 政幸; 池島 義昭; 白石 忠男; 佐藤 隆一; 田中 勲; 市橋 芳徳

マテリアルライフ, 4(1), p.37 - 43, 1992/01

大洗研究所の材料試験炉のインパイルループ(OWL-2)と原子炉圧力容器との間のシールのために13年間使用されていたシリコーンOリング(全部で3ヶ所)の劣化の程度を評価するために、機械的性質を測定した。Oリングが受けた線量を遮蔽計算コードQAD-CGを用いて計算し、一番高い位置で3.46kGyを得た。運転中の温度についても解析コードを用いて計算し、50$$^{circ}$$Cと推定された。Oリングが受けた摺動は原子炉圧力容器とOWL-2の材料の熱膨張係数から算出し、最大5.3mmと推定された。老化に寄与する最大の因子は放射線と考えられるので、同じタイプのOリングについて時間短縮照射を行い、機械的性質を測定した。破断伸びが50%に達する時点を寿命と仮定し、余寿命を推定すると26年となった。材料をEPDMとした場合には、同じ時間加速照射した物性値から寿命はシリコーンゴムの3倍と推定された。

論文

耐放射線エラストマーに関する研究,1; エチレン-プロピレンゴムに対する耐放射線付与添加剤の効果

伊藤 政幸

マテリアルライフ, 2(3), p.156 - 161, 1990/07

非酸化環境の照射下で使用される耐放射線性エラストマーを開発することを目的として、生ゴムにエチレン-プロピレンゴムを選び、反応性の架橋防止剤であるスミライザーGMとエネルギー移動型の耐放射線付与剤であるプロピルフロランセンの添加による耐放射線性能の改善を試みた。2MeVの電子線加速器を用いて最大11.36MGyの線量まで照射し、室温で機械的性質を測定した。その結果、これらの添加剤の配合比を変えても照射に伴う破断強度と破断伸びの低下の抑制には顕著には働かないが、20%モジュラス、ヤング率の使用者に伴う上昇を抑制し、両添加剤の量を増やせば更にその効果が高くなることがあきらかになった。

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